MADE IN JAPANのプライドを胸に
2年ぶりに開催された最大規模の見本市会場で、二つの異なる会社のブースに強く惹きつけられました。
ひとつは、「岡山デニム」を看板に掲げた岡山県屈指のデニム加工会社です。
岡山デニムとは、井原地区(井原市周辺)と
児島地区(倉敷市)の二つの地域から生産されるデニムの総称です。
岡山デニムの魅力は、「長い年月をかけて培われてきた職人の知識や経験・技術を基に、
物づくりへのこだわりや情熱を惜しみなく注ぎ込んだ逸品」。だそうです。
岡山デニムには、他にはない強みがあります。
それは、製品づくりのためのほとんどすべての工程を地域で完結できることです。
製品づくりの工程は、紡績→染め→織り→裁断→縫製→加工となります。
岡山には工程ごとに専門の工場がありそれぞれが連携することで、
妥協を許さず高品質で安定した製品づくりが可能になっています。
今回、ギフトショーで私が出会った会社もジーンズ洗い加工、USED加工、染色加工を本業とし、
「MADE IN JAPAN」を目標に「自社一貫生産」にこだわり、
高品質で信頼性の高い製品を安定的に提供しつづけています。
また、メーカーで販売廃棄される商品を買い取り、
加工工場ならではの技術を活かして商品再生・販売する「SUSTAINABLE&FACTORY」を展開しています。
そのオリジナル商品を所狭しとブースに飾り付けているのですから、
カッコ悪いはずがない!メチャメチャ目立っていました。
そのかっこいいブースに吸い寄せられるように足を踏み入れれば、
そこには屈強な日本男子という風情の責任者が居て、とても丁寧に商品の説明をしてくれました。
ダメ元で、犬のしかもサイズのない中型犬用の服を開発したいこと。
国産にこだわって、オリジナルデザインで勝負したい事などを話し、力を貸して欲しいと頼みました。
国産で、品質重視。
地方都市の活性化に役立ち、しかも、海外ブランドとの差別化も計れちゃう。
まさに、理想通りのPBの誕生です!
後日、一緒に頑張りましょう!と心強い言葉をメールで頂き、
ここから、私との二人三脚の開発がはじまったのでした。
見本市会場で、もうひとつ強く惹かれた会社は、派手な展示装飾が一切ないこじんまりとしたブースの中に、
AI技術を駆使して作られた独創的なアパレル商品が所狭しと展示してありました。
クリエーターに自由な発想でデザインしてもらい、ネット委託で販売をするという斬新で
今のニーズをよく理解しているその会社は、東北の震災以降、従来の婦人服メーカーからの脱却を模索していました。
国産メーカーの安定を捨て、新しい分野に挑戦する発想力と行動力に魅せられて、色々と話しを聞いていると
都心部ではなく、下町に位置する我が家のすぐ近くに本社があることがわかりました。
それ以後、オリジナルデザインのペット服やグッズの相談から、
犬の健康を考えて監修された無添加のペットクッキーの試作など、
今までにない商品についてディスカッションを密に行いました。
今後も、オリジナルに特化した新しいペットグッズを一緒に模索していこうと思っています。