個性も欲しい。サイズであきらめたくはない。
我が家の愛犬凛も外食や旅行の際には服を持参しています。
着ているといつもより多く声をかけられたり、賞賛されたり。
そして決まって聞かれるのは「どこで買うの?そのサイズ、売ってます?」
柴犬の標準より少しだけサイズの大きい凛は、既成のサイズでは入りません。
凛だけでなく、小型犬以上のサイズは現在の日本ではほぼ取り扱いがありません。
辛うじて手に入るのは、収縮性のあるTシャツくらい。だから、ファッショナブルな小型犬と比較されるととても悲しい。
嘆く私を憐れんで、仕事でお世話になっているドール服デザイナーの友人が、数年前から凛専用のドレスを作ってくれるようになりました。
おかげで、ラグジュアリーなホテルのディナーでも臆することなく、胸を張って同伴を楽しんでいます。
サイズに関係なく用途に応じた装いをさせたいという思いが募り、
私はこの「中型犬のためのブランド」プロジェクトを立ち上げることにしました。
素材も質にこだわった「愛する我が子に似合う逸品を」と願うオーナーのお気持ちに応えたいのです。
今回こだわったのはサイズだけではありません。
中型犬以上の服やカラー、ハーネスは海外のものを使用しているオーナーが多いのは、
サイズだけでなく、機能性を重視した商品だったり、カラーバリエーションが豊富だからです。
中にはよく見かけるナショナルブランドを勝手に模したようなデザインや見るからに縫製の悪い商品もありますが、
国産と比較したくてもサイズがなければ買うかあきらめるかの二択になります。
小型犬に比べて個体差の大きい中型犬用の企画は、確かにリスクを伴います。
それでも、犬種や体格差で愛情は測れません。
人にもオーバーサイズがあるように、ペットにもピッタリなサイズのバリエーションは絶対に必要だと感じています。